目次
多岐にわたるペットの病気
ららちゃん
犬や猫のペットも、人と同じく色んな病気になってしまうもの・・・😥
ととくん
健康で元気に長く一緒に暮らせるのが、
ペットも飼い主もうれしい事だもんね💦
猫でいえば多く見られ、よく聞くのが、腎不全や膀胱炎や消化器系統など、
犬でいえば、同じく消化器系統や皮膚や耳の病気、その他にも言い出したらキリがないぐらい人と同じく病気の種類という物はあるものですよね💦
そのすべての病気を、もちろん誰もが知ってるわけではないのが当たり前だとは思いますが、
(もちろん自分も代表的な病気とか、よく聞く病気しか知りませんでした。)
その中でも、人と同じように、 両親の猫ちゃんやワンちゃんの、
遺伝によってなってしまう病気も数多くあるのを自分は以前までは知りませんでした。
遺伝性疾患というものですね。
その遺伝性疾患を遺伝子検査で調べ、未来のペットの健康や、
病気の対処などに役立てる方法というものがあることも自分は知りませんでした😅
人もペットもやはり病気は怖いもの・・・
飼い主からしたら自分が病気になるよりもつらくなってしまうかたも多いのでは無いでしょうか?😥
自分も25年以上犬や猫やペットとずっと暮らしていく中で、
などペットのいろんな病気を今まで経験してきました😥
やはり病気は怖く悲しい・・・
残念ながら遺伝子検査で、ペットに多い消化器の病気や、腎不全などのリスクは残念ながらわからないのですが、
遺伝性の色んな病気があるという事、その病気の可能性を検査で知れ、事前に最善の方法を考えられるという事を知ってもらえればと思います😊
ととくん
ららちゃん
そうだね😥
遺伝によってなる病気はいろいろあるんだけど、
「代表的」なものを一部紹介していくね😥
1つだけでもいいので開いて見てみてね😊
ねこちゃんの遺伝子検査【Pontely】
わんちゃんの遺伝子検査【Pontely】
猫に多く見られる遺伝性の病気
多発性嚢胞腎(PKD)
多発性嚢胞腎(PKD)
・多発性嚢胞腎は遺伝による遺伝子異常によって引き起こされる病気で、
腎臓に多数の、のう胞(液体を貯めこんだ球状の袋)ができて、腎機能が徐々に低下していく病気です。
・病気が進行すると、のう胞が増加し、正常な腎臓組織が失われていき、最終的には腎不全を起こしてしまいます。
嚢胞は腎臓だけでなく肝臓、子宮など他の臓器にも見られる場合もあります。
・多くの場合、3歳から10歳くらいまでの間に腎不全の症状が見られるようになる。
・全猫、全犬の約1パーセント程の割合
多発性嚢胞腎(PKD)の症状
・多飲多尿
・食欲不振
・嘔吐
・脱水
・貧血
といった慢性腎臓病と同様の症状がみられます。
その一方、 多発性嚢胞腎(PKD) の進行はたいへんゆっくりで、腎機能も徐々に低下していくことにより、体が順応してしまうため、状態が進むまで目立った症状がみられない場合もある。
多発性嚢胞腎(PKD) の治療法
・多発性嚢胞腎(PKD) に対する根治的な治療法はありません😥
・腎臓の毒素を排出する機能が低下しているため、点滴により、体の液体分を増加させ、
尿量を増やすことで、血液中の老廃物や毒素を体外に排出させる内科治療が行われる。
・腎不全を進行させる原因となる食べ物の中の「リン」を体の中で利用できないようにするリン吸着剤や、
吐き気や嘔吐を防ぐための制酸剤や吐き気止め、腎高血圧をふせぐための降圧剤などの内用薬を投与する。
・腎臓の負担を減らす為にタンパク質、リン、ナトリウムなどを制限した食事療法もおこなったりする。
多発性嚢胞腎(PKD) の予防法
遺伝による先天性な病気のため、効果的な予防法はありません。
ペットが小さい頃から飼い主が注意を払い、気になる症状があれば早めに動物病院に行きましょう
遺伝性骨軟骨異形成症
遺伝性骨軟骨異形成症
手足や尻尾、背骨などに骨瘤(こつりゅう)(骨が増殖してコブのような状態になったもの)が発生し、
骨の変形が起きる病気
全猫、全犬の約0.4%割合
遺伝性骨軟骨異形成症の症状
骨の変形が重度になると、
・関節炎が起きる
・正常に歩けなくなる
・痛みが激しくでる
などの症状が出る😥
背骨に骨瘤 (こつりゅう) が生じた場合には脊髄を圧迫し、体の一部が麻痺を起こす場合がある。
遺伝性骨軟骨異形成症の治療法
根本的な治療法は無く、激しい運動は控えさせ、
室内の段差を少なくするなどの体への負担を減らす環境を整えてあげる。
痛みが激しく出た場合は、消炎剤や鎮痛剤を使用し、痛みと炎症和らげる対処療法が主な治療法になります
遺伝性骨軟骨異形成症の予防法
遺伝によって発生するため、予防は難しい。
歩き方がおかしく感じたり、体の骨に何か異常がみられたときには、早めに動物病院に行きましょう。
ピルビン酸キナーゼ欠損症(PK欠損症)
ピルビン酸キナーゼ欠損症(PK欠損症)
ピルビン酸キナーゼと呼ばれる、赤血球のエネルギー代謝に重要な酵素が無い病気えです。
通常の生き物に比べて血液中の赤血球の寿命が極端に短いため、持続的な貧血の症状が起きる。
貧血は生後2〜3ヶ月以降から現れはじめることが多い。運動への不耐性や口の粘膜が蒼白になるなど、典型的な貧血の症状を示ます。
ピルビン酸キナーゼ欠損症(PK欠損症)の症状
・口の粘膜や舌の色が薄く白っぽくなる。
・食欲不振が起きる。
・極端に疲れやすくなる。
・運動を嫌がるようになる。
・呼吸や脈が速い 。
・赤茶色の尿や血尿をする 。
などの症状がでる
ピルビン酸キナーゼ欠損症(PK欠損症)の治療法
・根本的な治療法は特に無く、輸血や酸素化などによって貧血や呼吸状態を緩和する対症療法が主な治療になる。
・貧血が重度な場合は、手術で脾臓(ひぞう)を摘出し、赤血球の減少をおさえることで貧血の改善をおこなう場合もある。
ピルビン酸キナーゼ欠損症(PK欠損症)の予防法
遺伝によって発生するため、予防は難しい。
症状が見られたら早めに動物病院に行きましょう。
犬に多く見られる遺伝性の病気
進行性網膜委縮症(PRA)-PRCD
進行性網膜委縮症(PRA)-PRCD
眼のスクリーンの役割を果たす網膜細胞の性質が変化してしまい、眼が見えなくなってしまいます。
ほとんどの犬の場合、3歳から5歳頃から症状がではじめることが多いが、
早期型と遅発型(ちはつがた)があり、早期型ではかなり早期に夜盲症の症状が現れ、
遅発型では、1歳以降に発症し、進行も遅く、失明も生涯の後期に起こる例もある
昼に視力が落ちる症状(昼盲:ちゅうもう)が先に現われ、最後まで夜間の視力はあるパターンの種類もある。
遺伝子による、進行性網膜委縮症(PRA)-PRCDは、40種類異常の犬種で報告されているます。
進行性網膜委縮症(PRA)-PRCDの症状
初期の症状として夜盲症(暗闇での視力が著しく衰えてしまう病気)
がみられるのが特徴で、
・暗いところで物にぶつかる
・夜の散歩を嫌がる
・暗い環境下では動くものに反応しない
・不安がる
などの症状がでます。
次第に明るい場所でも見えにくくなり、最終的には失明してしまいます。
進行性網膜委縮症(PRA)-PRCDの治療法
根本的な治療法は無く、発症や症状の進行を遅らせるために、網膜の血流を改善するような点眼薬や内服薬、
レーザー治療などによる対処的な治療が主になる。
進行性網膜委縮症(PRA)-PRCDの予防法
遺伝によって発生するため、予防は難しい。
症状が見られたら早めに動物病院に行きましょう。
変性性脊髄症(DM)
変性性脊髄症(DM)
致死性の神経疾患です。
発生原因は不明な点が多く、わからない点も多いが、
遺伝によるものや、遺伝子変異が原因であることが近年分かってきた。
変性性脊髄症(DM)の症状
初期の症状は後ろ足から始まり、
・後ろ足をすって歩く
・歩行時に腰がふらつく
・後ろ足が交差したり、もつれたりする
などが起こるようになります。
症状は次第に前肢にも広がり、上半身を支えることができなくなり、
立つのが困難になったり、排便・排尿が困難になることがあります。
最終的には脳や、呼吸をするための筋肉にも症状があらわれ、
発症後3年ほどで呼吸不全により亡くなってしまいます。
初期症状は椎間板ヘルニアやその他の神経疾患と類似していることが多くあります。
変性性脊髄症(DM)の治療法
根本的な治療法は無く、症状が似ている他の神経疾患等と区別するために、
精密検査を行い、適切に管理することが重要。
椎間板ヘルニアや他の神経疾患では、運動をさせることで症状を悪化させてしまう場合があるが、
変性性脊髄症では、「動ける状態には、運動させること(リハビリ)」が推奨されている。
抗酸化作用を持つビタミン剤やサプリメントも補助的な効果が期待されています。
変性性脊髄症(DM)予防法
現在のところ有効な予防法はありません
歩き方の異常など疑わしい症状に気がついたら早めに動物病院の診断を受けましょう。
適切な体重管理や適度な運動をすることも重要です。
ららちゃん
これらは代表的な病気なので、ごく一部だけど、
難しい病名ばかり❗
そして、どの病気も有効な予防方法がなかったり、
根本的な治療法が無かったりするものばかりだね😥
ととくん
病気自体とても怖いものだけど、
その中でも、特に怖い病気ともいえるのかもしれないね💦
ららちゃん
そうだね😥
これらの病気は最初にも言った通り、遺伝性の病気だから、
検査をすることで病気のリスクがある程度分かるものなんだ😧
ととくん
でも、確実な予防法が無かったり、根本的な治療法が無いなら
病気になるかもしれないリスクを検査で知ってもあまり意味無いんじゃぁーないの?🤔
ららちゃん
検査で病気の可能性を知るメリット
ららちゃん
確実な予防法や、根本的な治療法が無かったとしても、
検査で病気になるリスクを知ることができるのは、
色んなメリットがあるよ🤔
特定の病気になるリスクを知れるという事は、
リスクを知って注意深く、その病気の症状を普段から見れることになるので、
その病気の発症かもしれない!と、いち早く疑い、気づくことができます😊
病気自体の事も知らず、なるかもしれないリスクも知らなければ、
なにか変わった様子が有っても、見過ごしてしまうかもしれないですし、
「なんで最近変な歩き方なんだろ・・・?」
「なんで最近あまりご飯食べてくれないんだろう・・・?」
と、不思議に思って病気を疑わずに、調子よくなったからまぁーいいか!
などで終わってしまう事にもなるかもしれません😥
もちろん遺伝性の病気だけじゃなく、普段の病気についても同じことが言えることですが、
病気についての正しい知識や、病気になるリスクをしることはとても大事なことです😊
ととくん
知らないことは怖い事、
病気かもと気づけないのは怖い事ってことだね😥💦
ららちゃん
早めに気づいてあげられれば、対処療法でもペットは楽になるし、
少しでも負担を軽くしてあげられるからね😥
あとはペット保険の検討にも役立つよね🤔
ととくん
病気になる可能性があったり、高い!
それならペット保険に入ろう❗
と、ペット保険に入る判断の手助けにもなるね🤔
ららちゃん
うん😊
でも検討する保険会社さんによって、対応している病気、
保証対象外の病気など、内容や条件がいろいろ違ったりもするから、
そこはきちんと確認してみてね😊
・あの調べた病気の兆候かもしれない!と、いち早く気づいてあげられる。
・早期発見でペットの負担を軽くしてあげられる。
・早く気づいて最善の策を取ってあげられなかったと後で後悔しないで済む。
・ペット保険の検討の案になる。
遺伝ではない病気へのリスク
ららちゃん
この検査でわかるのは、遺伝による遺伝子の病気で、
未来の病気になるリスクだから、
生活習慣や、ごはんや、日常の過ごし方などが影響する病気とかは、
やはり普段からご飯のあげすぎや、運動不足やストレスをためすぎてないか等、飼い主さんが気を付けてあげてね😊
ととくん
人と同じく可能だったら年に1回の健康診断や、病気のセルフチェックなども可能だったらおこなったほうが安心だね😊
遺伝性疾患の詳しい検査方法
犬種・猫種によって、遺伝性疾患の発症報告がある病気は決まっているので、
獣医師さんたちが考え、推奨している病気の検査を、犬種や猫の種類によっておこなうことができます😊
価格は犬種や猫の種類によって、選べる項目数が変わり、
・1種類ー5500円
・2種類ー10780円
・3種類ー15400円
になり、MIX(雑種)の犬種、猫の種類でも検査はおこなえます😊
検査方法は、頬の裏側の粘膜を採取して送るだけなので簡単で、結果は約2週間ほどで分かるそうです。
また、検査認定証をちゃんと発行してくれるので、検査したのかどうなのかなんなのか良くわからない🤔
といったことにはなりません😊
ととくん
ららちゃん
遺伝子検査って馴染みのない人がほとんどだと思うから、
確かにそう思うよね🙄💦
でも遺伝子検査は「アニコム先進医療研究所」さんに依頼しておこなっているから安心だよ😊
ととくん
ららちゃん
うん😊
ペット保険シェアNO1のアニコムさんの、
医療研究所がおこなっているから安心なんだ😊
「アニコム先進医療研究所とは?」
この記事のまとめ・ペットの遺伝子疾患と遺伝子検査。
一緒に暮らしているワンちゃんや猫ちゃん、ペットは大事な家族😊
むしろ自分以上に大事な存在!
そう思い一緒に暮らしている人も多いと思います。
もちろん自分もそんな1人です😊
元気で長生きしてもらうために、一緒に長く暮らすために、
あらためて病気との向き合い方を考え、
ペットの健康や病気のリスクを知り、
病気のサインにいち早く気づいてあげることができ、あとで、
「あのときああしてあげれば良かった・・・」
という後悔を少しでもしなくて済むように、ペットとの充実した時間を過ごしましょう😋
ららちゃん
僕たちも、飼い主も、
両方が元気に長く一緒に暮らせるようになるのが夢だね😊
ととくん
ねこちゃんの遺伝子検査【Pontely】
わんちゃんの遺伝子検査【Pontely】
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