庭木、観葉植物などに突如現れる、白いふわふわした謎の物体・・・
それはカイガラムシという名の厄介な虫です💦
多くの植物、樹々の種類に一般的に良く表れる害虫で、
見たことなく突然見た方は、
「なんだこれ・・・?」
と、びっくりされることかと思います😅💦
自分も家も庭の木に現れたのを初めて見たときはかなりびっくりし、
調べた後に少しショックをうけました💦
樹々にも悪影響がたくさんあり、対処せず放置しておくメリットは何もないので、
日ごろの、予防、確認なども大事になってきます😊
なので、カイガラムシの、予防方法、効果的な駆除方法をまとめましたので、
放置し、対処しづらくなる前に試してみてください😊
白い虫・カイガラムシとは?
カイガラムシとは、カメムシの親戚のようなもので、
国内で400種類が発見されている。
なので、大きさや形も様々で、
・1mm程度の小さいもの。
・1cm程の大きなもの。
・脚が発達して動く者。
・特に動かないタイプのもの。
・飛び跳ねて大きく移動するようなもの。
など、いろいろなタイプの物がいる💦
(家の樹々に発生したものは、1匹5mm程の多い時は10匹程度の集団で、
駆除しようとすると、ピョ~~~ン!!!と大きく飛び跳ねて
逃げようとするものだったので非常に恐怖でした😭💦)
カイガラムシが発生する理由、その時期は?
・風に運ばれてくる
・ 風通しが悪くほこりっぽい環境に植物がある
・風に運ばれてくる
風にのったカイガラムシが、外の植物に付着したり、
その後、部屋の窓を開けているとき等に、カイガラムシが自宅に侵入して観葉植物に寄生してしまう。
・ 風通しが悪くほこりっぽい環境に植物がある
カイガラムシは、風通しが悪くほこりっぽい環境を好むので、
風や衣服から運ばれてきたカイガラムシが、そのような場所に居つき、繁殖してしまう。
などの原因が有ります。
孵化し、幼虫が発生する時期は、主に5月~8月に見受けられる。
カイガラムシによる、樹々への悪影響とは?
・枝に張り付き、木々の樹液を吸ってしまう。
・ 排泄物から、すす病や、こうやく病の原因になったり、他にも様々な病気の原因になることが多い 。
・ 排泄物には糖分が多く含まれているため、アリやアブラムシなどの害虫が発生してしまうことがある。
・枝に張り付き、木々の樹液を吸ってしまう。
カイガラムシは樹々の枝に張り付き、樹液を吸い取ってしまいます。
樹液を吸われてしまう事は木々の成長に悪影響でしかなく、
そのまま放置すると、樹が弱り続け、生育も悪くなり、最悪枯れてしまうことにもなるので注意が必要です💦
・排泄物から、すす病や、こうやく病の原因になったり、他にも様々な病気の原因になることが多い。
すす病とは、すす病菌というカビが植物に増殖し、黒いすすで覆われたようになってしまう病気。
樹々の生育が遅れ、最悪の場合枯れてしまうことになる。
こうやく病とは、カイガラムシが、カビの仲間であるこうやく病菌と共生し、引き起こされる病気です。枝や幹の表面に、灰色や茶褐色のフェルトのようなカビが生えます。
増殖するとこちらも同じく、生育が衰えて枯れてしまうことになる。
幼虫、成虫の駆除方法・その主な時期など
駆除方法は、幼虫のカイガラムシと、成虫のカイガラムシで細かく分けると、
効果が出やすい方法は異なってくる。
幼虫のカイガラムシ
幼虫はまだ固い殻に覆われておらず、比較的薬剤に弱く、駆除薬等がよく効くので、
幼虫用の駆除薬で対応するのが最も楽で効果的だと思います👍🏼
自分が駆除した時は、カイガラムシ幼虫防除を使い、
(カイガラムシ用に販売されているこの特化の薬剤が安心感があったのでこれにしました👍🏼)
使った方法は、
カイガラムシを初めて発見した時の翌日に、散布タンクで、
希釈したカイガラムシ幼虫防除を虫本体と葉っぱ、地面にまんべんなく散布し。
STEP1の2日後に、また幹と葉の裏に付着しているのを発見したので、散布。
STEP2の1週間後にまた幹に引っ付いてるのを見たので散布。
その後は1度も見かけることはありませんでした😀
薬剤は希釈して使うので、あまり小さいタンクだと何度も作って補充しなければいけなくなるので、
ある程度大きめな、4Lなどの物が手間を省けていいと思います🤔
エムシー緑化 カイガラムシ殺虫剤 アプロード フロアブル 100ml(Amazon)
マルハチ産業 蓄圧式噴霧器 4L ハイパー 1段1頭口 4000(Amazon)
あとは念のためオルトランという、土にまくタイプの薬剤も併用しました🤔
こちらは2度目の散布の時と、その1週間後にパッケージの裏に記載の分量分土に散布しました👍🏼
住友化学園芸 殺虫剤 オルトランDX粒剤 1kg(Amazon)
その他の対応策には、
・牛乳をスプレーボトルで散布する
・ 木酢液を使用する
などがあります。
ですが、薬剤のほうが効果が高く確実性があるのでおすすめです😊
・牛乳をスプレーボトルで散布する
乾いた牛乳が膜を作り、カイガラムシの呼吸を防ぎ窒息させる。
・ 木酢液を使用する
木炭を作る際に生じる水蒸気を冷やして液化したもの。高い殺菌・殺虫能力を持ち、そのまま使用すると植物にも被害が出るため、必ず水で100倍以上に薄めて、
スプレーボトルに入れてカイガラムシに向かって吹きかける。
成虫のカイガラムシ
かたい殻に覆われ駆除役などが幼虫に比べ効きにくくなってしまう。
- 爪楊枝や先がとがったヘラ、歯ブラシなどで優しく幹や葉から取り除いてあげる。
その際下に落ちたカイガラムシはティシュなどにくるみきちんと処理する。
その後、葉を水で洗い流すと、卵などを洗い流せるためより効果的👍 - マシン油乳剤を使用する
機械油などを乳化させたもので、カイガラムシの呼吸口である気門を閉鎖して窒息させ駆除する。
冬の時期は多くの植物の休眠期に当たるので、強い薬剤をまいても植物に影響が出にくいのでいいが、その他の時期は樹々にも影響があるのであまりお勧めはできない💦
なんにしろ、やはり早めの発見対応を心がけ、
幼虫のうち、もしくはそれ以前に駆除予防をすることを心がけたほうが楽です😭
駆除の際に気を付けること
・防除の際の服装に気を付ける
・マスクや手袋などを着用し、気を付けて作業する
・死骸もなるべく処理するようにする
・カイガラムシは衣服に付着しやすいので、駆除や予防作業の後の服はすぐに着替えるなどして、
室内に持ち込まないように気を付ける。
もしくは、ツルツルした服など摩擦の少ない素材の衣服を着用して、カイガラムシが付着しにくいような工夫をする。
・カイガラムシから体液が出てくる場合もあるので、
こすり落とすときはマスクや手袋などを着用し、気を付けて作業する。
・メスの成虫の体下に、卵が付随していることがあるので、成虫を薬剤で死滅させたとしても、卵が孵化して繁殖する場合があるので、死骸もなるべく処理するようにする。
カイガラムシ発生を防ぐ予防方法
なによりカイガラムシをたくさん発生させなければ、1番楽に樹々を健康に保つことができるので、日々の予防や、育成環境を整えてあげることが大切です🙂
・こまめに水やりをやって、葉から卵や幼虫を洗い流す。
・葉の裏についていることもあるので、葉の裏もきちんと確認する
・葉や枝が込み入った部分などは、風通しが悪くなり、
カイガラムシの居心地のいい場所になってしまうので気を付ける。
・カイガラムシの天敵のテントウムシを放つ
(全てのカイガラムシの種類を食べてくれるわけではないので気になる方のみ)
まとめ
せっかく植えた樹々、わざわざ購入して部屋のなかにある観葉植物、
贈り物で貰ったものなどもあるかもしれません😀
日々元気に成長して葉や花をたくさんつけてくれるのがやはりうれしいものです😊
せっかくの樹々を枯らしてしまった、病気にさせてしまわないように、
日々の環境管理、体調管理、外敵の予防などに目を光らせ気を付けてあげましょう🥰
楽しい園芸ライフを楽しみましょう👍🏼
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