危険！猫に絶対食べさせてはいけない物６選と意外に注意が必要な物

人にとっては、腐っていたり、そもそも食べ物じゃない！
などの物ではなく、アレルギーなどが無ければ絶対食べてはいけないものなどは
あまりないかもしれませんが、
猫にとっては体のつくり上そのようなものが多数存在します。

猫は人の食べ物などを欲しがる子も多い動物なので、
飼い主さんやその家族が目を光らせ、
そのようなものをこっそり食べてしまわないように注意してあげてくださいね💦

猫に絶対に食べさせてはいけないもの

玉ねぎ、長ネギなど、ネギ類の食べ物

猫に絶対食べさせてはいけないものとして代表的なもので、
聞いたことのある方も多いかもしれない「ネギ類」の食べ物。

代表的なものとしては、

・玉ねぎ
・長ネギ
・ニンニク
・エシャロット
・青ネギ
・ニラ

などです。

ネギ類に含まれる、「アリルプロピルジスルファイド」という成分が、猫の赤血球を破壊してしまい、
重度の貧血・食欲不振・呼吸困難・血尿・嘔吐などになってしまう事が有ります💦

またネギ類の毒性は、加熱調理などをしても消えることは無いので、
生の物でも調理済みの物でも、ネギ類が入っている料理は基本的に猫が食べてしまわないように注意してください😥

ネギ類の物を使った料理の残り汁（味噌汁やすき焼きなど）を舐めてしまうのも要注意です💦

チョコレートやココア・カフェイン

猫にあげてはいけないものとして、ネギ類と同じぐらい有名かもしれない、チョコレート。
ココアなどもその中に入り、

「テオブロミン」という成分が猫の酵素の働きを阻害して、
興奮状態のなり、血圧上昇や心拍数、呼吸数の増加や呼吸の乱れ、
痙攣、尿失禁、発熱などが起こったりします。
重度な場合は昏睡状態になり、亡くなってしまう事もあります。

またカフェインも良くないので、
カフェイン入りのドリンクなども、与えないほうがいいです💦

猫は甘みを感じる味覚が無いと言われているので、
甘みが魅力のチョコを好んで食べようとする猫ちゃんはあまりいないかもしれないですが、
念のため猫の手の届かないところに保管しておいてくださいね💦

アボカド

「ペルシン」という、アボカドに含まれる成分が、猫にとっては有害で、
嘔吐や下痢、呼吸困難などの症状を引き起こしてしまいます。

人はアボカドの果肉を食べる事しかないかもしれませんが、
「ぺルシン」は果肉以外にも、アボカドの皮や葉などにも含まれているので、
果肉じゃなくても安心はできません💦

ユリ科の植物

ユリ科の植物の花や葉、根などを口にしてしまうと、腎機能に障害が起こり、
重度になると命にかかわることも多いので注意しましょう。
観葉植物などを家に置く場合は、ユリ科の植物は置かないように気を付けてくださいね。

殺虫剤や害虫駆除剤

虫の殺虫剤や、床に置いたりするゴキブリの駆除剤なども誤って口にしてしまうと命にかかわります。

好き好んで舐めたり口にする子はいないかもしれませんが、
置いてある駆除剤にじゃれて遊んでいるうちに、ふいに口に入ってしまったり、
殺虫剤をまいたところを猫が舐めてしまったり、
猫の飲み水の近くで殺虫剤をまいてしまって、水に入ってしまったりなどは
充分に可能性があるので、気をつけてくださいね。

・殺虫剤の置き場所に注意。
・殺虫剤を吹きかけた場所は、吹きかけた後にキレイに拭き取る。
・猫の近くや、飲み水やご飯の近くで殺虫剤を噴射しない。

保冷材や冷却剤など

冷却剤の中には、エチレングリコールという、猫にとって中毒を起こす成分になるものが含まれている製品もあり、
体に害になるので、猫が誤って口にしないように気を付けてください。

家の猫は、シップなどの匂いが好きな子がおり、すごい「クンクンペロペロ」したがる子だったので、
湿布なども、舐めたりあまりさせないように気を付けてください。

・保冷材などを食い破ってしまうこともあるので注意！

猫にあまり食べさせない方が良い物

アルコール・生のパン生地

アルコール自体体に良くない事と、
人と体の大きさが違う猫にとっては、少量のアルコールでも体の許容量を超えてしまう事もあるので、
少量でも口にしてしまう事には注意しましょう。

また、パン生地が発酵するときにアルコール成分を発生することが有るので注意が必要なことと、
生のパン生地をお腹の中にいれると、お腹の中で膨張することになってしまうので、
猫が口にしないように気を付けましょう。

牛乳・乳製品

人間用の牛乳は、猫にとっては脂肪分やカロリーが高く健康に良くありません。
また、牛乳に含まれる乳糖を消化するのが猫は苦手なので、
下痢の原因になってしまうので与えないようにしましょう。

与える時は猫用の牛乳を与えてあげてください😊

ブドウ・レーズン

ブドウやレーズンは、少量であっても、
腎機能の働きを悪くしたり、下痢や嘔吐、など、
猫の体に悪影響を与える食べ物なので、ブドウやレーズン単体もそうですが、
レーズン入りのパンなど、ブドウやレーズンを使用している食べ物も、
猫が口にしないように気を付けましょう。

生卵・生肉

生卵や生肉などは、サルモネラ菌や大腸菌など猫の体に良くない中毒物質が含まれている物も多く、
トキソプラズマなどの寄生虫がいることもあるので、
人と同じく、生肉は基本的には上げないほうが無難です。

キシリトール

猫より犬にとって害となることが多い成分ですが、
猫にとっても必要な成分ではなく、害になる可能性もある成分なので、
口にさせないようにした方が安全です。
キシリトール入りのガムや、歯磨き粉などをそこらへんに置いておかないように気を付けましょう。

その他にも、

・アサリ、ハマグリ、アワビ、サザエ や、貝類など
・エビ、カニなどの甲殻類
・サバ、イワシ、アジなどの青魚
・レバー
・ごぼう、れんこん、たけのこ
・春菊、水菜、ホウレンソウ

など、あまり与えないほうが良い物はそのほかにも多くあります。

基本的には人の食べ物は塩分が強かったり、油分が多かったり、
猫のとって健康に良い物はあまりないので、
人の食べ物は基本的にあげないという事を心がけてもらえれば一番安心です😊

猫に絶対に食べさせてはいけないもので意外に注意が必要な物

猫に絶対に食べさせてはいけないもので、意外に注意をしておかないといけないものが、

人間用のサプリメントや薬

などです。

実際に、以前実家で飼っていた猫が一度親の薬を食べてしまったことが有りました。
なので、多くの人は、

人間用の薬やサプリメントなんて猫とか動物は食べるわけないでしょ・・・

と、思うかもしれませんが実際にそういう事もありますし、意外とよく聞く事例でもあります。

人が薬やサプリメントを、きちんとしまっておかなかったり、
猫の手の届かないところにちゃんと保管しておけば当たり前に防げることなので、
飼い主さんは薬やサプリメントの保管方法や保管場所には気を付けてあげてくださいね😥💦

もし猫が食べてはいけないものを食べてしまったら

食べてしまったのが分かれば、基本的にはすぐに病院に連れて行ってください。
その際分かれば対処がスムーズな事としては、

・なにを食べてしまったのか。
・どのくらいの量食べてしまったのか。
・いつごろ食べてしまったのか。
・口にしてしまってからどれくらい時間がたっているのか。

１つでもわかることが多いと、診断もスムーズにおこなえるので、
分かる限りの状況をきちんと伝えましょう。

また、食べてところは見てないが、猫の体調や様子が急におかしいと感じたときは、
家の中を見回して、合った食べ物などが無くなっていないか、
食べ散らかされたものなどは無いかを注意深く見てみてください。

詳しく家の状況を覚えていないこともあると思いますので、
何か口にしてしまったのかどうか分からない場合は仕方ないですが、
具合が酷く悪そうな場合はどちらにしても、早めに病院に連れて行ってくださいね。

その子の状態や症状により、
・食べたものを吐かせる
・胃を洗浄する
・排泄物と一緒に排出させる
・点滴をおこない、毒物物質の濃度を薄める
などの対応をおこなってもらいましょう😥

猫に口にしてほしくないものを口にさせないために

猫や動物に、
「食べたらダメ！」
と、いくら教えても、きちんと理解してもらう事は難しい事が多いと思います。

なので飼い主側が、人の食べ物全般、特に食べてはいけないものは必ず、
猫の手が届かないところや、棚の中にしまっておくなどの対応を
ちゃんとしてあげる事が重要です😊

猫に絶対に食べさせてはいけない物・この記事のまとめ

猫に絶対食べさせたらいけない危険な物、なるべく食べないほうが良い物、色んなものが有りますが、
猫は人の食べ物を欲しがる子も多い生き物です💦
飼い主からすると、
「欲しがる姿がなんかかわいくて・・・」
なんて気持ちになり、あげたくなる気持ちも自分も何度も経験したのでわかりますが、
猫の健康や長生きの為に、人間の食べ物はあげないように、
また、猫が口にできてしまう場所に置いておかないように飼い主さんが注意をしてあげてくださいね😊

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